プロジェクター

「プロジェクターが映らない!」そんな時に役立つ確認しておきたい5項目

いつも通り使っていたプロジェクターがある日突然映らない!なんてことになったら慌ててしまいますよね!プロジェクターは基本的にトラブルが少ないだけに大事になりやすいのです…。そこで今回はプロジェクターから映像が出力されない場合の確認手順を紹介いたします。もし問題が起こってしまってもひとまずご自身である程度原因がわかると対処しやすくなるかと思います!

【その1】プロジェクターが点灯しているか

プロジェクターは通常電源ONで自動的にランプが点灯します。起動後に数分(機種による)待って点灯しない場合は電源をOFFにして予備のランプに交換してみてください(ランプが故障していた場合はこれで解決)。このため、予備ランプを保管しておくことは非常に大切です。もし予備ランプをお持ちでなければ【その2】以降をそのままご確認ください。

【その2】予備ランプに交換したが点灯しない

電源回路の軽い誤作動であればプロジェクター本体の電源ケーブルを抜いて1分ほど放電することで復帰するケースが稀にあります。それ以外はメーカーの人でしか対応できない場合もあるのでプロジェクター本体も予備を用意しておくことをお勧めします(ご予算などはご相談ください)。以降はランプが点灯するが映像が映らないケースです。

【その3】ランプが点灯するが映像が映らない

プロジェクター本体が正常なのかを確認するため、リモコンでメニュー表示や音量変更などの操作を行います。画面に反応が表示されれば正常です。プロジェクターはテレビと同様にチャンネル設定が必要です。「入力ソース」をリモコンからHDMIを選択、もしくはメニューを表示させ選択します。HDMIではなく「ビデオ」や「外部」「コンピューター」が適切なこともあります。映らない場合は全部を試して映るかを確認してください。

【その4】映像デッキの確認

これまでの手順でプロジェクター本体は正常と確認できましたので映像デッキの確認作業に移ります。ブルーレイやDVDを入れていない状態で、映像デッキの電源をONにしてメニューを開き、映像メニューの詳細設定項目などから画面解像度の「480」や「1080」など選べる項目を探し、その数値を他の設定に変えます。変更後はデッキを念のため再起動させます。続いて再起動に合わせて背面のケーブルの抜差しを3回程度行います。ケーブルの抜差しでコネクタの電気接点が擦れて接触不良があれば解消する場合もあります。※無理矢理に抜き差しをすると断線や破損などの恐れがございますので、力を入れても全く抜けない場合などはそのままにし、弊社にご相談いただくか専門技術のある方にご相談ください。

【その5】他のHDMI映像機器の確認

プロジェクターとデッキが離れている場合は途中に映像スイッチャー・映像分配器・映像延長器などが接続されていることがあります。これらの機器が正常かの判断は難しいので全ての機器の電源ケーブルの抜差し(スイッチOFF/ONでは足りない場合あります)やHDMIコネクタの抜差しを行いたいのですが、抜差しで誤った位置に挿してしまうとそれも原因で映らなくなるため難易度が高くなりますので、ひとまず電源のON/OFFだけ試してみましょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?問題が見つかり簡単に解決できる事が一番ですが、簡単に解決できない場合も多々ございます。これらの手順で復旧しない場合に備え全ての機器に予備を用意する(ご予算により方法も異なります)、もしくは緊急用としてキャスターワゴン・小型プロジェクターなどを用意することをお勧めします。「万が一」が電子機器はいつ発生するかわかりませんので、今回ご紹介した5項目に合わせてバックアッププランも用意しておきましょう。大事な業務に支障をきたしてしまっては元も子もありません。もちろん予備の機材やバックアッププラン、5項目確認時に予期せぬ動作をしたなどの内容でもお気軽にお問い合わせください。